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健康診断とは何か

健康診断は、普段気づきにくい体の異常や病気のサインを見つけるための大切な機会です。「最近、健康診断を受けていないな」と思ったら、ぜひこの機会に検討してみてください。健康診断には、法定健診(職場や自治体で実施される定期健診)、特定健診(メタボ健診)、そして任意健診(人間ドックなど)があります。それぞれの目的や内容に応じて、あなたに合った健診を選びましょう。
法定健診 | 労働安全衛生法に基づき、企業などで実施が義務付けられた健診。 一般的に年1回の受診が必要です。 |
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特定健診 | 生活習慣病予防を目的とし、40歳から74歳までを対象に実施される健診。 メタボリックシンドロームの有無を検査します。 |
任意健診 (人間ドック) |
個人が任意で受診する健診で、ご希望に応じてより詳細な検査が可能です。 |
健康診断はなぜ必要なのか
「健康診断って、何もなければそれでいいじゃない」と思うかもしれません。まさにその通りで、「何もなかった」という結果が得られる安心感は何物にも代えがたいものです。でも、もし体に異常があった場合でも、早めに発見することで治療の選択肢は大きく広がります。これは、自分のためだけでなく、家族や周りの人たちのためにもとても大切なことです。
年代別の健康診断のポイント
20~30代
社会人としてのスタートを切ったこの時期、忙しい毎日を送る中で生活習慣が乱れがちです。特に、仕事や食生活の影響で生活習慣病予備軍になっている方も少なくありません。
おすすめの健診内容
- 基本的な健康診断(身長・体重、血圧、血液検査など)
- 女性は、子宮頸がん検診や乳がん検診も検討しましょう。
40代
40代になると、体の変化を感じる方が増えてきます。例えば、「疲れが取れにくい」「体重が増えやすい」など。これらの変化を見逃さず、早めのケアを心がけましょう。
基本検査に追加をおすすめする健診内容
- 胃や大腸の内視鏡検査
- 心電図や肺のCT検査
- 男性は前立腺がん検査、女性は引き続き乳がんや子宮がん検診
50代以上
この年代では、病気のリスクがさらに高まりますが、健康的な日常を維持している方も多い時期です。過去に指摘された疾患や気になる症状を中心に、必要な検査を選びましょう。
基本検査に追加をおすすめする健診内容
- PET検査や脳MRIを含む詳細な検査
- 心臓や血管のスクリーニング
- 特定のがんや慢性疾患に焦点を当てた検査
健康診断は、自分の体を見つめ直すきっかけを与えてくれるものです

年齢や体調に応じて検査内容を追加しながら、定期的に健診を受けることで、安心して毎日を過ごせるようになります。健康診断や人間ドックは、自分への大切な「投資」ともいえます。大嶋クリニックでは、女性医師による女性特有の疾患の検査も可能です。当院では、患者さまお一人ひとりに合わせた健康診断をご提案させていただきますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。